先だっての9日、10日の週末、キャンプに行ってきました。


とある団体のキャンプで、大人7人、小4から中1までの子どもが21人、

総勢28人の団体さん。

ワタクシが一応最年長と言うことで、団長らしきことをやるはめに。

さて、まずは午前中の軽い登山から開始。


自称アウトドアのベテランという30代のオトーサンに集団の先頭を

依頼しました。小4の女の子もいるし、運動不足の大人もいるから、

くれぐれもペースは抑えてくださいねと念を押して。

ところが、心配したとおり、とばすとばす。こんなところで見栄を

張ってもしょうがないのに。高学年の男の子は何とかついて行きますが、

女の子や運動不足の大人はすぐ脱落。先頭から300メートル以上はある

長~い列に。

最後尾を進んでいたワタクシ、運動不足の大人の一人なのですが、

しんがりの努めです、脱落した子のケアやら何やらで登ったり下りたり

走り回り、先頭からかなり遅れながらも脱落者をみんな連れて、

へとへと状態で這うように頂上に着くと、あのオトーサン、

「はっはっは、日頃の不摂生のたたりですなあ!」

ですって。

マジで、ズボンの内側にクリップで留めた○イ○に手が伸びかけましたよ  怒る

教訓:歩き出して5分で「小休止!」というような「真のベテラン」を

リーダーにしましょう。


山頂で昼食を摂っていると、雲行きが怪しく・・・・雲 雷雨の前兆です。

ぐずるみんなに団長権限で命令し、下山開始。テントサイトに着いたのが

午後2時半頃。すぐにテントを張り始めます。フライシートもしっかり張らせ、

タープも張って、食料や備品はその下に。

各自の荷物をテント内にいれ、屋根付きの炊事場に避難する

ように指示していると、

雷鳴・・・・

全天真っ暗・・・・。

滝のような雨・・・雨


ポンチョを着込んで、テントを見回っていたワタクシ、

信じられない光景を発見。

テントの下にブルーシートを目一杯広げている!

テントの入り口もフルオープン!

当然のようにテント内に雨は降り込み、ブルーシートを

伝ってテントの底は水浸し!

あ~あ、あのオトーサンのテントだよ・・・・。

結果、オトーサンの息子さんの寝袋がびしょぬれ。結局ワタクシのを

貸すことにしました。ワタクシ? エマージェンシーブランケットに

くるまって寝ましたよ。


雨は小一時間で上がり、その後はバーべキューや定番のカレーで楽しく

夕食。夜の集団活動も楽しく進んで、10時半頃就寝。

子どもたちを寝かしつけた後、仕上げのビールを飲んで、こちらも就寝・・・。


寝入りばなの1時半頃、キャンプ場の駐車場に暴走族のお兄ちゃんたちが

数人いらして、パパラパパラとエンジンを吹かしています。

大人たちはテントから出てきて、ひそひそ。テント内からは子どもたちの

声も聞こえます。

「どうします?」 「110番でもしますか。」

ええい、めんどくさい。寝起きのワタクシはチョー不機嫌です。強力ライトを

照らしながらそちらに向かうと、お兄さんたち、あたふたと逃げていきました。


と、まあいろいろあったけど、久しぶりのキャンプで楽しく過ごせました。


ううっ、98kさんたちみたいな、気を遣わなくて良い「真のベテラン」とキャンプ

したいよう・・・・泣く