最近、愛読ブログのいくつかで、「防災」がテーマになっています。

そこで、防災用(非常時用)ナイフ。

といっても、マルチツールプライヤーやスイスアーミー・ナイフは
ありきたりですので、ちょっと変わった2本を。



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写真向かって右(小さい方)


なんということもなく、オークションで手に入れたものです。
バックのEcco 2.25 です。

通常のブレードと、セレーションブレードが2本セットで組み込まれ、
オープン時にはそれぞれライナーロックで固定できます。

ナイフは緊急時に使用範囲の広いものだと思います。最近はやりのタクティカルナイフ、
ハーフ・セレーションのブレードは、ロープなどの切断等には有効だと思います。
でも、例えば調理にはセレーションがじゃまになることもありますね。

実際には、調理とか、布を引き裂いて包帯代わりを作るとか、食品のパックを切り開くとか、
そういう状況が多いと思いますので、プレーンのブレードの方が使いやすいでしょう。
でも、セレーションブレードの「切断力」もいざというときは頼りになりそう・・・・。

その点、このナイフは、セレーションブレードと通常のブレードが別々に
なっていますので、使い勝手も宜しいかと。
セレーションブレードは、先が丸いシープフット型ですので、負傷者の衣服を切り裂く
なんていう緊迫の場面で、負傷者の方を切ってしまって怒られる心配もありません。

同じシリーズにEcco 3.0 という、ちょっとだけ大きいモデルもあります。



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写真向かって左(大きい方)
味を占めたワタクシは、同じようなナイフで、もうちょっとしっかりしたものを
購入しました。
バックのCode3 CrossLock であります。
名前からして、非常事態っぽいのであります。

Ecco 2.25のハンドルがザイテル(樹脂)なのに対して、こちらは頑丈なアルミ
合金製です。ブレードも大きく厚みがあり、ロックもしっかりしています。
ケースもついているので携帯も安心。ただし、Ecco 2.25より大きく重く、
お値段も3倍くらい・・・・。

こちらは、レスキュー関係者の使用を想定しているらしく、ハンドルにある
マークは、その関係のシンボルマークだという説明をどこかで読んだのですが、
詳細は失念しました・・・・。

これらのナイフ、キャンプの調理にも役立ちます。通常のブレードは
野菜や魚、または肉の薄切りに、セレーションブレードはかたまり肉の
引き切り、特にスジの多いお安い肉に向いています。

ただし、Code3の方は、レスキュー用らしくセレーションブレードの先1cmほど
フラットになった部分には刃がついていません。負傷者の衣服を切るときの
安全性ですかね。その分、調理で肉を引き切るときには使いにくいです。
ま、研いで刃をつければ良いことですが。