先日、某公共放送の「日本の食卓からマグロが消えるとか何とかいう番組」を
な~んとなく見とったわけですよ。

内容は、マグロ資源の乱獲と枯渇、躍進中国の買い付けによって、日本の商社がマグロを
買いにくくなっているとかいう番組で、それほどマグロ好きではないワタクシ、ほんとに
な~んとなく見ておりました。

で、日本の回転寿司屋の映像・・・・ひっくり返りました!

マグロのすしを食べているお客さんが、二人映ったのですが・・・・・。

一人目。ネタのマグロを箸ではがし、裏と表両面を醤油に浸して、再びシャリの上にもどすと
全体をつまんで口の中へ・・・・。
二人目。マグロを上にしたまま箸でつまみ、そのまま醤油の皿に垂直におろす。シャリの底が
醤油で真っ黒になったところで、おもむろに口へ・・・・。

回転寿司なんだから、粋に喰えとはいいませんよ。しかし、それにしてもひどい。

子どもだとおもうでしょ。一人目は30代とおぼしき女性。二人目はかなり年配の方でした。

なんかな~。
これに限らず、日常生活のお作法というか、マナーというか、崩壊気味だと思うんですよね。

例えば、箸の持ち方とか、鉛筆の持ち方とか、最近はデタラメ派の方が主流のようですし。
傘を差して狭い道ですれ違うとき、傘を外側にかしげる。これも死んだ習慣ですね。
先日、対向者の傘のヘリの金具が目に入りそうになり、焦りまくりました。

銀行の入り口のドア、強盗の逃走を妨害するためか、内側にしかひらきませんね。そのドアを内側から引くと、自分は一歩引いた形になります。すると、外側からさっと通り抜ける輩が必ずいるんですよ。
そういうとき、ささやく言葉。「オレはドアボーイじゃない・・・・。」状況を見れば、ドアを開けた人に優先通行権があるのが当然だと思うんですけど。そんなん、お構いなし。

挨拶しても返事のない隣人。ご飯と汁と逆におくファミレスおねいさん。きりがない。

再び食べものお作法の話。おそば屋さんから聞いたんですが、ざるそば、そばにツユをぶっかけて、かき回してから食べるヤツがいるんだそうで。ざるですから、その下のテーブルはツユびたしですね。後で掃除が大変でしょう。

これって、やっぱり、親から子、じいちゃん・ばあちゃんから孫っていう、しつけや伝承が稀薄になっているからかなあ。

おまけ)ワタクシ、奥様に箸の持ち方がおかしいというと、恐い目でにらみ返されます。